コーポレート パーパスの策定

小川会計グループは、この度コーポレートパーパスを明文化しましたので、ご紹介いたします。

経営者の情熱を、地域を支える力にする。
パーパス(目的)
経営者の情熱を、地域を支える力にする。
ステートメント(宣言)
夢と情熱にあふれる中小企業が、新しい価値を次々と生みだせるように。
小さなその光が、力強く、より良く世の中を変えていけるように。
その先の未来で、この地域のすべての人が生きる豊かさを実現できるように。
 
小川会計グループは、お客様一社一社、一人ひとりの課題に真剣に寄り添い、共に社会を進化させる。

パーパス(Purpose)とは本来「目的」を意味する言葉で、企業経営においては、その事業を行う大きな目的を指します。
当社では以前より経営基本理念やクレド(行動基準)の明文化をしておりましたが、その先に目指すものをここで再確認したく、パーパス策定プロジェクトチームを結成しました。

 

「同世代の友人が県外で就職してしまう」
「新潟で働きたいと思ってほしい、新潟に住んでほしい」

それが、当初若手のプロジェクトメンバーに共通する切実な問題意識でした。全社でグループディスカッションをした際も、やはり同様の意見が多くみられました。

  • では、そのために私たちに何ができるか?
  • 今やっていることだけでいいのか?
  • 今やっていることから逸脱もできない。
  • 他でもない私たちならではのことは何か?
  • 部門ごとの違いを、どうまとめるのか?
  • 思いはあっても語彙の限界!
  • 全社アンケートを取ったら、意見がきれいに割れている!など…

様々なことを話しながら、約半年間をかけて最終化していきました。どのような表現なら自分たちの思いを表せるのか、本当に直前まで苦心しました。
そうしたプロセスを経てできたのが、上記のパーパスとステートメントです。

 

実際、経営者の方々をお話ししていると、やはり何か価値を生み出したいと思っている人が多いと感じます。
経営者が、これをやりたいと、生み出したいと思ったものが、新しい価値になる。
その価値が大きく育ち、新潟に限らず、日本や、もしかしたら世界にも広がり、生活を支えるものになるかもしれないし、様々な社会課題を解決してくれるかもしれない。
そこで働く人も、働きがいを感じ、その新しい価値を受け取る生活者も、豊かさや満足を感じるかもしれない。

文中にある「生きる豊かさ」とは、必ずしも金銭的な豊かさだけではなく、
何かをやってみたい、チャレンジしようという気持ち、
この会社とこの仕事でよかった、この地域に住んでいてよかった、この家族でよかったと思える状態、
そう思える社会そのもの。
そう思う人が増えれば、地域全体の力になるのではないでしょうか。

当社一社ができることには限りがあります。それでも、皆様のお力になることで、間接的にでも地域全体に貢献できたらと考えています。
まずは、一人ひとり、一社一社で異なる様々な課題(会計、労務、経営、相続等)に誠実に向き合い、解決に尽力すること。
自分たちの力で足りなければ、外部パートナーの力も借りながら支援すること。
そうした積み重ねに尽きるのではないかと考えています。

 

これからも皆様のお役に立てるよう、尽力する所存です。