中途入社の方に座談会形式でお話をお聞きし、当社について伺いました。少しでもご参考になれば幸いです。
中途入社の先輩の声
どのようなきっかけで、小川会計に入社されましたか?
入社3年目です。とんとんとんと結構スムーズに採用のお話が進みましたし、大きい事務所ですので家族の安心感は絶大でしたが、実力が通用するかが気になって、もう一度面接をお願いしました。小川代理にお話を伺ったり、執務フロアも見せていただき、入社を決めました。
入社5年目です。新潟に移ってきた時に、たまたま車で走っていたら事務所を見かけて、こういう大きなところで働けたらいいねと奥さんと話していました。色々やっているから面白そうだなと思っていましたね。面接時間が短かかったので、駄目だったか~と思っていたら採用の連絡が来て、びっくりしました。入社日を言われて、わかりましたと。でもまだ先だと思っていたので、本当は1週間くらい遊びに行こうと思っていたんですけど、日付を間違えてて、週明けからの出社でした(笑) 出社したら、午後から亀田支店に手伝いに行ってと言われて。ちょうど個人の確定申告時期だったので、作業リストに自分の名前がずらっと入っていて、凄まじいスタートでした。
現在はどのような仕事をされていますか? 以前の業務内容から、変わったものはありますか?
法人の月次監査・決算の他、またMAS監査(経営計画・モニタリングなどのコンサルティング)をやっています。
以前の事務所では記帳代行がメインで、MASについては行動計画までとはいきませんが、一部やっていました。
私は医業(調剤薬局・クリニック)担当ですが、最近は特に社会福祉法人に注力しています。
以前の事務所では医業・社会福祉法人はやったことがなかったので、ゼロからの学びでした。上司・先輩に教えていただいて、感謝しています。
入社後、戸惑うことなどはありましたか?
以前はパンチから請求まで全部自分でやっていたので、今は総務がやってくれてありがたいと思います。
全部自分でやらなくていいんだ、任せていいんだという違和感はありました。任せて大丈夫かなと、最初は逆に不安でしたけど。やってもらえる、確認までしてもらえるのは有り難いなと思います。
まあ全部自分で見ると思ってやっていたら、自分の力は付きますよね。
しっかりしている?
営業などでがんばった分は、手当という形ではっきりルール化されている。営業しても自分自身に関係ないわけではなくて、こういうのを取ればこうなるんだ、自分の給料にこう反映されるんだ、とわかるので、自分としても営業しやすい。普通は忙しくて営業できない、やろうと思っても営業相手を見つけるのも大変ですけど、ここは規模が大きく、提携など横のつながりもあるため営業できるところも自然にある。組織的な動きで、自分のお客様以外でもチャネルがある。いろんなことができる。
一般的には会計事務所では、社員は一個人事業主という感覚は多いのかもしれませんね。一から十までやって、責任も取らないといけない。そこから、きちっとした組織でやっていくことに慣れるまでは、違和感はあります。
私は以前も数十名の事務所にいたので、組織的に動くことについてはそれほど違和感はありませんでした。これまで組織的に動いた経験のある人からすれば、普通かもしれませんね。
勤務時間も長くなりすぎないように、会社としても取り組んでいます。
遅くても午後8時に帰るって、幸せですね。電気も消えますし。
有給を当日に申請しても取れますし、年間スケジュールがあらかじめ決まっているので、予定も立てやすいです。
研修やキャリア開発について
内部研修もありますが、外部研修であっても、自分が行きたい研修があれば、行かせてもらえる。これはすごくいいですよね。研修なら何でもというわけではありませんが(笑)。上司から「行ってこい」というだけじゃなくて、自分からも希望を言うと「うんいいよ」と言ってもらえる。人材に対する投資がすごい。
これだけ予算組んで行かせてもらえるのは凄いですよね。
これまでも税務についての研修は行ってましたけど、経営計画やコンサルティングの研修もあって、こんな世界もあるのかと思いました。
自分でやりたいものに対して、行ってこれるのは、すごい。行ってきた人の話を聞くだけじゃなくて、実際に行くと、やる気が起こるんですよね。いつもと違う空気、生の状況に触れて、他の参加者と話して、自分がどういう位置にいるのかもわかる。逆に、嬉しいんですよ。県外の研修だと、税理士先生方も参加されているので、休み時間に話したりして、情報収集にもなります。
MASは、座学じゃなくてディスカッション系が多いので、なおさら勉強になります。
先日過去何年かの履歴を見たのですが、実際、お二人ともいろんな研修に参加されてますよね。
その分後でちゃんと返さないといけないなというプレッシャーもあって(苦笑)それはわかって行っているから、それはそれでがんばる動機になるので構わないですけど。行きたいものを叶えてくれる、っていうのが、やる気が上がります。
研修以外でも、やりたいと希望を出し続けていたら、そのように調整してくれるところはあるのかなと思います。そういう風にして、M&Aの担当になった方もいらっしゃいますよね。
一人ひとり色をつけてもらえるのはいい。業務的な色といいますか。
今後について
今後は社会福祉法人に注力してやっていかれますけど、それについてはいかがでしょうか?
そこは専任でと任せてもらえるので、やりやすい。これをやらなきゃいけないという方向付けがしやすい。
これまで会社としては、この分野は、確立されていなかった。新しいものを作り上げていくことは、孤独なこともあるんですけど、そこで立ち上がれば自分の道ができるから、そこだけで任せてもらえるのは、こういう事務所の特性なのかな。私はモチベーションはかなり上がっています。新しいことを学べますし、そういうのは自分としては好きなので。
今後、MAS監査・コンサルティングのスペシャリストですね。
どうしたらいいんだろうかなど悩まれている経営者の方に、気づいていないことを気づかせてあげるのが一番の仕事。気づいている人はそれでよくて、そのままやってくださいというところなんですが、気づいていない人に行動してもらうためにどうしたらいいかというところです。
元々会計が好きだとか、会計を極めたいという理由でこの業界に入ったわけではなくて、社長に会ってしゃべれる、楽しそうだなと、きっかけはそんなところだった。社長は金持ちで、自分も金持ちになれそうだなとか、その時は高校卒業したばかりで、社会というものをまだ何も知らなくて(笑)あ、じゃあ会計事務所に入ってみようと。社長さんと普通に話すことなんてないけど、この仕事をしていたら話せる。今までも、月次監査の後に社長と話すのが楽しみだったんです。
他の仕事だと、社長さんと普通、会えませんもんね。社長さんと近距離で会話ができて、下手したらアドバイスができて、それが会社を変えることにつながる。そんな仕事って他にないと思うんですよ。
それのみです。のみって言ったら、語弊がありますけど。それがあるから飽きることもない。決算して売上が去年と今年で同じ1億だったとしても、去年の1億と今年の1億って絶対違うじゃないですか。たまたま出た1億なのか、苦労した1億なのか。社長だって色々頑張って、本当は9,000万くらいを1億になるように頑張ったのがあるにもかかわらず、「去年と同じです」という説明で終わらせてしまうこともある。それはないじゃないですかって思うんです。
転職を検討されている方に、一言
小川会計は、やりたいことが見つけられます。
同じですね。やりたいことが見つけられます。
それと、新しい自分が見つけられます。
いいですね、新しい自分。
転職しようという方は、新しい自分を見つけたい方だと思うので…。新しい自分が見つけられる場所です。初めて会計事務所業界を志望する人にとっても、会社に入り込んでアドバイスできるのは、一つの魅力だと思います。会計事務所に入る人というのは、コンサルティングがしたい、記帳代行だけがやりたい、給与計算だけがしたいなどと、一つの分野を極めたい人も多いんだと思うんです。当社に入ってもさすがにそれだけをやっているわけにはいきませんが、もう少し専門的な知識と経験を身に着けられる。
さんと同じ意見です。入社してから、同じように思いました。
まだまだ語れることはたくさんあると言っていただきました。それはまたの機会に…。どうもありがとうございました!
- なおこの会は、平成29年6月末に行いました。